喜寿の誕生日 (2011年02月09日)

 

 急きょ決まった先週の「朝まで生テレビ」(2月4日 テレ朝)、少々無理を押しての出演です。深夜1時25分から朝4時25分までの生番組で、その日の朝11時10分には東京駅を発って出張先の神戸へと向かわなくてはなりません。でも出演してよかった。たくさんの反響があり、話題となって注目を集め、賛否両論は当然としても、多くのみなさんに考えるきっかけを作ったようですから。本日発売の週刊新潮にも「『尖閣などいらん』という『ホリエモン』に怒った『金美齢』」という記事があります。出演者の多くが30代のネット世代、わたくしだけが突出して76歳の化石、でも化石パワー全開で主張すべきことを主張し、かつては一世を風靡しいまは裁判中の堀江貴文さんはじめ他の出演者とも一人で互角に渡り合ってきました。

 「朝生」の前に東京駅に近い富士屋ホテルにチェックインして少し仮眠、番組終了後戻って2時間ほど仮眠してから東京駅へと向かいました。駅まで徒歩5分、とあったのですが、かなり有楽町駅寄りでわたくしの足だと間違いなく10分はかかります。27年前の建物で、はっきり言ってオンボロ、部屋も狭いし設備も古い、わたくしの各地での常宿と比べるのは酷かもしれませんが、駅前の商人宿、といった印象のホテルです。

 神戸は市会議員の平野章三さんのティパーティ、今回は参加希望者が多く、テーブルを増やしてはまた増やし、それでも入りきれない人が「一人ぐらいいいだろう」とチケットもなしに突然やってきたりで、それは大変な賑わいでした。終了後はホテル・オークラ神戸へ。ここはサービスする人も多く、アシスタント・マネージャー以上とおぼしき人は黒のスーツといった由緒正しきホテルです。お目当てのひとつは朝食のフレンチトースト、朝、レストランで「ここのフレンチトーストが食べたくてここに泊まるよ」と言うと、全てのオークラが同じレシピで、何十年も変わらない伝統的な作り方、前の晩からつけておきます、とのことでした。

 ところがです、カフェオレがいまいち、コーヒーと牛乳がそれぞれのポットで出てきたまではよかったのですが、コーヒーが普通のコーヒーでミルクを入れると水っぽくなってしまう。それで、これは違います、カフェオレにはうんと濃いコーヒーじゃなくてはいけない、牛乳もぬるい、うんと熱い牛乳じゃなきゃ、と言うと、すぐに作り換えます、と。やがて新しいカフェオレが運ばれましたが、これは言った通りのものでした。フルーツは、注文すると決まったものしか出てこないので、ビュッフェにあるフルーツを取ってもいいか、と断って、了解を得てオレンジとグレープフルーツ少々をいただきました。

 レストランを出るときに請求されたのが何とフレンチトーストのみ、カフェオレを作りなおしてもらってる、と言うと、いやいや、よくぞおっしゃってくださいました、またお越しいただきたく、といった応対ぶり、丁寧というか、名門ホテルはかくあるべき、と感じ入りました。結局、カフェオレもフルーツも請求なしで、こちらのほうがすっかり恐縮してしまいました。さすが老舗のホテル、そこらへんのビジネスホテルに毛がはえたのとは違います。

 2月7日はわたくしの誕生日、77歳の喜寿です。前日の6日に家族と会食、総勢10名、亡くなった周先生は写真参加、行きつけのレストランで美味しいフレンチを賑やかにいただきました。息子家族の男の子3人には、今日がテストケースだからね、行儀よく食べなかったら次はないよ、と警告を発しておき、終わり間際に一番下のチビが少々ごそごそしたものの、一応周りの方々にはご迷惑をおかけすることなく食事を終了しています。

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お花とたかじんからいただいたシャネルのストール 110209b.jpg 素敵なお花のひとつ

 翌7日、お花が売るほど集まりました。売るほどあるから、とお断りしても、もう注文しちゃったから、という方もいて。みなさんのご好意、お気遣い、心から感謝いたします。娘に言わせると、7日に77歳の誕生日、トリプルセブンよ、凄いわよ、って。何でもパチンコの大台なんだそうです。お花も、プレゼントもぞくぞくと届いて、てんやわんやの1日でしたが、でもひょっとしたら人生最良の誕生日だったかもしれません。喜寿まで生き延びて、しかも元気で、現役で。あらゆるものに感謝したい、そんな気持ちです。

 今週11日金曜日は読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」の収録、13日と20日の日曜日に放映予定ですので、みなさまぜひご覧ください。

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