講演旅行(その2) (2009年11月18日)

 

昨日11月17日からの続きです。

 その日、11月11日は八代、熊本からあれほど遠くだとは思いませんでした。片道1車線の細い道で、どこかでの事故もあって、1時間半かかりました。道路を作るのは無駄、とか言いますが、インフラの整備は進めるべきだし、特に地元に住んでいる人にとっては大切なことだと実感します。八代での講演では、いつもメールをいただく若い方がお土産をもって遠くからはせ参じてくれました。お会いした時点ではわからなかったのですが、後日メールをみて、その方だと初めて知りました。本当に嬉しいことです。ありがとうございます。

 熊本での常宿はホテル日航熊本、フロントの青年は何年も前から同じ人で、とても気を使ってくれます。お気に入りのアメニティもしっかり覚えていてくれて、特別に手配してくれる。一度決めたらずっと通う、ホテル側も常連として大切にしてくれる、そんなお互いの信頼関係が安心感や心地よさをもたらします。枕が変わると眠れないのでは、といった質問をよく受けますが、そんな常宿であれば安眠できるのです。こういうホテルに泊まると、いつぞやの福岡のホテルの気配りのなさをまた思い出してしまいます。

 12日はまた長崎、こんどは長崎市、とてもたくさんのみなさんにお集まりいただき、しっかりお話をしてまいりました。その日の宿泊は長崎のホテル、今年7月にオープンしたガーデンテラス長崎、長崎県美術館やサントリー美術館といった作品で知られる隈研吾氏デザインによる素晴らしいホテルです。美しい木目の壁や床、眼下に広がる港の夜景、街中では得ることのできない贅があります。当初、講演会場となるホテルでの宿泊を打診されましたが、町のど真ん中、それではいつもと変わり映えがしないと、夜景の美しいところをとお願いしたのが大当たりとなりました。しかも初めてなのに、代表取締役の方からのシャンパンが届いており、山のようなフルーツがあってびっくり、一人では飲みきれないシャンパンはそのままお返ししたものの、フルーツはほんの少しいただきました。

 その晩は、講演を聴きにきてくださった旧知の友人夫妻に食事を誘われ、わたしの大好きな、顔かたちはまずくても味はおいしいオコゼ、その専門店でのオコゼづくしでした。翌13日、この日は八女への移動だけなので、港の景色を眺めながらホテルでゆっくり、長崎は今日も雨でしたが、昨晩のオコゼといい、このホテルといい、満たされたひとときとなりました。

 娘が高校時代、修学旅行でこの長崎を訪れ、福砂屋本店で大量のカステラを購入し、高校の入学祝をいただくなどでお世話になった方々へのお礼としてお送りしました。2年以上も遅いお礼、いただいて即でのお礼には抵抗があり、おかげさまでこうして修学旅行に至りました、美味しいカステラですお召し上がりください、との気持ちを込めた、意味あるお礼にしたいと考えてのことです。カステラ23本だったと記憶していたのですが、26本よママ、と電話で言われました。カステラといえば福砂屋本店、東京の福砂屋ではだめなんです。この日、雨の中、タクシーで本店に直行し、娘の26本よりはぐっと少ない10本を購入しました。

 長崎から八女へは陸路、JR特急かもめ、時間帯によっては1時間に一本で、なんと1時間待ちました。乗り換え駅の鳥栖でお迎えをいただき、久留米にある、これまた由緒正しいホテルに宿泊です。夕食もご馳走になり、鉄板焼き、美味しいおいしい鹿児島の牛肉をいただきました。14日は朝から八女学院で、生徒と父母の方々にお話をさせていただき、帰路東京へ。この5泊6日、偶然なのですがすべて九州内、移動時間が節約できた講演旅行となりました。

 テレビでいろいろ発言して、お叱りも受けますけど、賛同の声のほうが断然多く寄せられています。応援してくださるみなさま、ありがとうございます。

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